北海道大学をご存じですか。
1876年創設の「札幌農学校」を前身とする、札幌市に本部を置く歴史ある国立大学です。

北大(ほくだい)とも言われていますが、
「勉強ができる人が行く大学ね」
「銀杏並木がとても有名だよね」
などと思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
ご縁があって、何度か講師としてお伺いしています。
2026年一発目の仕事は、北大でのマネープラン講座でした。
「証券投資と金融リテラシー」講義 100名が受講
北大では、連続講義「証券投資と金融リテラシー」が開催されています。
これは、「日本証券業協会北海道地区協会」が講座運営をされているもので、全部で15講義。
株式会社大和総研や、財務省北海道財務局、札幌証券取引所、北洋証券などから専門的な知識を学び、金融リテラシーを上げていく人気の講座。100名ほどの学生が受講します。
以前、配布資料を見せていただいたことがありますが、本当に専門的で、これなら金融経済について知識を深めることができるだろうなと思ったものです。
しかし、私はそこまで難しい話はできません~。
とにかく楽しみながら学んでいただくのが私のポリシー。今回は、5つのテーマに沿ってお話いたしました。
- ライフイベントと資産形成のポイント
ワークをしながらライフプランの立て方、上手なお金の貯め方などを伝えました。 - 資産形成 預貯金だけで大丈夫?
最近の物価の上昇や金利について。なぜ、投資について学ぶのかその理由。 - 運用の基本的な心構え
投資の基本セオリー「長期」「積立」「分散投資」について。 - NISAの仕組み
基本的な仕組みを伝えました。 - 将来の資産の推移をシミュレーション
事例を元に、キャッシュフロー表と活用術を伝えました。
実は、他の大学でもこのようなお話をする機会がありますが、学生の皆さん、とても楽しんでくださいます。
ワークをしながら進めていったこともあり、
「腑に落ちた」
「わかりやすかった」
「あっと言う間の90分だった」
などと、学生からお声がけいただきました。

学生からの質問で見えてきた今後の課題
講座の中では、投資の基本のセオリー
・長期
・積立
・分散投資
についてお伝えしました。
これは、
- 株や投資信託など、値動きのあるものは長期間で運用すること
- 資産を一つに絞るのではなく、複数の資産に分けること
- 一気に投資をするのではなく、毎回コツコツと投資をすること
・・ということで、これらを行うことでリスクを抑えることが期待できると一般的に言われています。
ただ、学生の中には、狙った運用をしたいと考える方もいます。
「1年後に確実に使いたいお金を、できるだけ増やすために、アメリカ株だけで運用するのはどうなのか」
という質問をいただきました。
これは「投資」というよりも「投機」に近い考え方かもしれませんね。
うまくいけばいいのですが、先のことはなかなかプロでも読めないものです。
失敗しないためにどういう考えを持っておくと良いのか、一段と工夫して伝える必要があるなと思いながら、北大を後にしました。
J-FLECや日本FP協会など、講師派遣制度も活用
今回は、日本証券業協会北海道地区協会が、北大連続講座の運営に携わったということですが、他にも大学生の金融リテラシーの向上を図るため、講義を無償で提供している先があります。
2024年からスタートした【J-FLEC(金融経済教育推進機構)】
金融経済教育を推進している【NPO法人日本FP協会】を活用している大学もあるようです。
それぞれサイトもあるので、ご参考くださいね。
【J-FLEC(金融経済教育推進機構)】
https://www.j-flec.go.jp/
【NPO法人日本FP協会】
https://www.jafp.or.jp/